校長メッセージ  №19『 部活動の詩 』

校長メッセージ  №19 生徒のみんなへ『 部活動の詩 』

『 部活動の詩 』
  植木鉢に「           (部活動の種目など)」という種を植え
  毎日「 練 習 」という水を与え
「 努 力 」という 最高の肥料をやり
「 仲 間 」という友情の太陽を浴び
  顧問の先生に「 試 練 」という手間をかけてもらう
  そのように育てることによって
『          』という花をつける
  その花は一生心の中で咲き続けるのである  ※作者不詳
          
  今日、学年主任から令和2年度 夷隅郡市中学校総合体育大会の中止が決まったことを聞きましたね。吹奏楽部員は、5月後半に千葉県吹奏楽コンクールの中止を顧問の先生から聞いていましたね。
総合体育大会・コンクールは、3年生にとっては、集大成の場でした。

5月29日(金)作家の奥田 英朗(おくだ ひでお)さんが朝日新聞に寄稿しています。
『 明日は別の日にして 』
 人生で一番難しいことは、諦めることを赦す(ゆるす)ことである。大人でももだえ苦しむ難題に、まだ10代の君たちが直面しなければならないのだから、見ているわたしまで心が痛む。運命のいたずらと言うにはあまりにも残酷(ざんこく)で、かける言葉も簡単には見つからない。
 ただ、君たちより3倍以上年を重ねた人間として、生きるヒントをひとつ伝授しようと思う。君たちの憧れの、あるいは目標とする人物を想起してほしい。彼ならこんなとき、どんな態度をとるだろうか。
 わたしたちは、イチローさんや三浦知良さんんが泣き言を言ったところを見たことがない。彼らにも不遇の時期はあったはずだ。スランプに陥ったり、試合に出られなかったり、けがをしたり。それでも彼らは黙々と準備し、明日に備えた。常に前向き。それが一流の条件だと思わないか。
 もちろん君たちにそこまで要求しない。だから泣けばいいし、悔しがればいい。しかし今日だけだ。明日は別の日にしてほしい。
 君たちの世代にはきっと名前が付くだろう。今年はそれほど歴史に残る一年なのだ。10年後、20年後、おれたちは2020世代(仮称だよ)、だから逆境に強いんだ、そう言えるようになってほしい。
 天を恨まず(うらまず)、人を咎めず(とがめず)。それがどれほど大変なことか。大人はみんな知っている。だから、人類の危機はおれたちの世代が救った、それくらいのことを言ってもいい。私が認定する。

 県大会などの上位大会を目指していた生徒も多くいるでしょう。
 また、大会の結果よりも日々の鍛錬に手ごたえを感じて、人間的な成長を実感していた人も多くいるでしょう。

 部活動再開も、練習時間や内容も新型コロナウイルス感染症の感染リスクを低減させながら実施します。時間的な制限、3密の回避、用具の消毒等を徹底しての活動になります。
 そういった制限がある活動の中でも、部活動の意義、節目、引退、進路・・・と考えなければならないことが沢山あります。

 答えはすぐにでない。一緒に考えよう。


 令和2年6月1日 岡安 和彦

 

校長メッセージ №18 『 勠力協心(りくりょくきょうしん) 』

校長メッセージ №18 生徒のみんなへ『 勠力協心(りくりょくきょうしん) 』

戮力協心 (りくりょくきょうしん)とは、全員の心をひとつにし、一致協力して物事を行うことです。
明日、6月1日(月)から学校が再開されます。
文部科学省による、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」に基づき、教室での机の配置も変え、1.2mの距離を確保しました。今までは、縦横6席ずつでしたが、横7席、縦5席の配置、さらに互い違いにして距離を確保しました。
登校時間を分散させるための対策に加えて、裏坂上からは、学年ごとにレーンで区切り、ソーシャルディスタンスの表示もしました。授業では、フェイスシールドをつけて指導します。その他の様々な対策を講じます。
ひとつの心配があります。それはみんなの「油断」です。
緊急事態宣言が解除されましたが、〝After corona アフター コロナ〟ではありません。
今でもこの新型コロナウイルス感染症は、どんなに注意をしていても、だれもが感染者、濃厚接触者になりうる状況であることを改めて認識してください。
学校がクラスターになることだって考えられます。
「3密の回避」、「感染症の3つの顔」に留意しての学校生活です
学校・先生たちは〝With corona ウィズ コロナ〟の意識です。
生徒一人ひとりの命、ご家族の命を最優先にしながら、勝浦中学校感染症対応マニュアルを整備して授業などを再開するのです。(本校での新型コロナウイルス感染症の感染防止に係る取組については、ホームページ→メニュー→コロナ感染防止についてで確認できます。佐藤養護教諭が中心となり、共通理解、対策を講じています。)
今年度に入り、先生たちは、生徒・ご家族の健康・命を最優先に考えながらも、学習の保障をしようと、家庭訪問や郵送でのプリントなどの学習課題、添削などに取組みました。生徒を中心に「今するべきこと」を考えて、スピード感をもって取り組んだつもりです。〝Trial and error トライアル アンド エラー〟生徒のためになるなら即行動、その後に微調整をすればよし、と取り組みました。課題の添削、動画配信、オンライン朝の会やグラウンドの整備(トラック、フィールド、野球場、テニスコート)などです。このコロナウイルス感染症を機にこれからの学校生活につなげていけるものはなにかと〝from corona フロム コロナ〟を意識し、皆で同じ方向を見て取り組みました。
明日からの学校再開、『勠力協心』生徒、保護者、教職員、地域が心をひとつに一致協力してこの難局を乗り越えましょう。

作家の村上春樹さんがDJをつとめる「村上RADIO特別編 ステイホームスペシャル~明るいあしたを迎えるための音楽~」が、2020年5月22日(金)にTOKYO FM/JFMで放送されました。村上さんは、次のように話しています。紹介しますね。(一部抜粋)
「コロナとの戦いは戦争のようなものだと言う政治家がいます。でも僕はそういうたとえは正しくないと思う。ウイルスとの戦いは善と悪、敵と味方の対立じゃなくて、どれだけ知恵を絞って、協力し合い、助け合い、うまく保っていけるかという試練の場です。殺し合うための力の戦いではなく、生かし合うための知恵の戦いです。敵意や憎しみは不要なものです。簡単に戦争にはたとえてほしくない。」

令和2年5月31日 岡安 和彦

 

校長メッセージ№17 「365日の紙飛行機」

校長メッセージ№17 「365日の紙飛行機」

 今日の学校は、職員会議、教科部会、全体研修、環境整備と分散登校に向けた準備を進めた。先生方の在宅勤務も今日からは、全員出勤とした。
 この新型コロナウイルス感染症への対応については、生徒の命・健康を一番に考えながらも、学習の保障、生徒同士の人間関係や絆づくりを考えなければならない。
 在宅の生徒に何ができるか。これまで、学校が中心となり担ってきた日々の教育。それが事実上、各家庭に委ねられる状況となった。
 家庭訪問での健康観察、課題学習、プリントの添削を郵送方式に変え、メッセージカードでの絆づくりなどを加えた。これらは、教職員で協議を重ねて取り組んできたことだ。
 生徒やご家族に感染者が出ないことに毎日胸を撫で下ろしている。どんなに注意していても、誰もが感染者、濃厚接触者になりうる状況には変わりはない。
 そのような中、生徒や保護者から寄せられる手紙や電話は大きな励みになる。また、交通事故、問題行動の報告がないことは、生徒の自覚を褒めたい。ただ、ゲームなどの時間が大幅に増えたり、生活リズムが乱れたりすることで、親から注意を受け反抗するなどして親子関係が悪化したり、お互いにストレス感じている家庭も多いのではないかと心配している。
 PTAの栗原会長さんからは、教職員にスポーツドリンク、緑茶、麦茶などの差し入れを頂いた。『先生方、大変ですが頑張ってください。』とエールを頂く。佐藤副会長さんからも激励を受けた。『何か困ったことがあったら遠慮なく言ってください。』と、本当に心強い。
 教職員の週の実践記録の反省の中に次のようなことが書かれていた。〝教育公務員として「全ては生徒のために」という言葉は、教師を続けていく上で絶対条件でありながら、追い求める姿である。最近思うのは、「全て生徒のために〟」という言葉である。自分が公務で行う仕事はもちろんだが、それ以外の部分での言動や生活そのものが、生徒に関わってしまうと考えると、休日の過ごし方一つをとっても注意しなければならない。ましてや全国で苦しんでいる人々が多くいる中、襟元を正して生活することも、生徒に迷惑をかけないという意味で生徒のためである。自分に何ができるか。考えて行動したい。〟
 今日、配信した「365日の紙飛行機~勝浦中学校バージョン~」には一つの想いがある。
学校再開や通常登校がいつになるかはわからない。3年生には大事な進路がある。〝中学校生活最後の〟という枕詞がついた学校行事や大会・コンクールなどもある。学業に励み、友と競い、友に学び、時に涙しながら、なりたい自分になっていく。卒業するとき「仰げば尊し」の心境にまで育てられるか不安もある。卒業していく生徒たちは、私たちの指導の鏡であり、そして「自慢の生徒」である。
 生徒が大人として生きていく時代は、「激動」「不確実性」「複雑性」「不透明性」が増すと言われている。そして、常に学ぶことが求められる時代になるだろう。大事な生徒たちが路頭に迷うことがないよう、できるなら志を立て、苦労はしながらでも自分の特性を生かし、手応えのある人生を送ってほしい。
 かけがえのない中学校生活。一日も無駄にしたくない。無駄にさせたくない。
この先、どうなるか見通しを持つことは難しい面もあるが、登校できる一日一日を本当に大切ししていきたいと強く考えている。本校、教職員も皆同じだ。
一年365日のうち、卒業までの日はあと何日か・・・。
〝風の中を力の限り ただ進むだけ その距離を競うより どう飛んだか どこを飛んだのか〟この歌詞に私たち教職員の想いをのせて。
 勝浦中学校307名の生徒へ

 令和2年5月15日 岡安 和彦

 

校長メッセージ№16 「地域の絆」

校長メッセージ№16 「地域の絆」

来週から、分散登校が始まります。
職員室は、いつも以上に活気に満ちています。
先生方は、みんなの登校を心待ちにしています。
4月9日からの臨時休業も、今日で〝36日〟になりました。
ここまで、一人の感染者もなく、大きな事故もなく、生徒同士のSNS等のトラブルもありません。また、地域の方からの苦情等も一切ありませんでした。
これは、生徒皆さんの自覚と行動並びに保護者の皆様のご指導のお陰と、心から感謝申し上げます。また、この度の分散登校においては、バス等での通学者には、弁当の持参をお願いいたしました。生徒の健康面のことを一番に考え、なるべくお昼の時間帯に昼食をとらせたいと考えました。保護者の皆様には、ご負担をおかけいたしますが、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

今日は、始業式、入学式で渡した「布製マスク」について書きます。
3月、市中の商店には、マスクの欠品状態が続き、入荷の目処も立たない深刻な状況でした。
4月の学校再開を考えたとき、子どもたちの咳エチケットのマスクが必要でした。
各学校や市教育委員会に保管してあるマスクも限りがありました。
そこで、市のボランティア団体にお願いしてマスクを作れないかと考えました。
まずは、市婦人会、市赤十字奉仕団、市老人クラブ連合会(順不同)の会長さんに相談しました。
この3団体は、小・中学生に手作り防災巾着袋を毎年作ってくれています。災害時などで命をつなぐために、保護者負担で1リットルの水、アルファ米を購入し、それを入れる巾着袋を作ってくれている団体です。
この緊急事態に、子どもたちの命を守るために、マスクを縫製してほしいと打診しました。3団体の長は、子どもたちのためならと快諾をしてくれました。そして、早急に事務局、支部等と調整しますと話してくれました。
次に、材料の調達に市内の洋品店に行きました。社長さんに趣旨を伝えると、すぐに問屋に在庫確認をしてくれました。その場で、綿100%白色布、ゴムひもの調達に目処がつきました。さらに社長さんは、子どもたちのためならと、値引きもしてくれることになりました。
ここでひとつ課題がありました。布をサイズごとに裁断しなければならないのです。その数は2,200枚ほどです。
そこで、市内の縫製会社マコトソーイングさんに相談に行きました。
会社を訪ね「あのー。子どもたちのためにマスクを作りたいんです。この布を裁断してほしいんです。」『ああーいいよ!布をかしてごらん。んー。マスクだったらこっちの布がいいんじゃないかな。何枚作るんだっけ?』「2,200枚です。」『1枚作ってみるか。おーい!(2階から奥様を呼び簡単な説明をして、数分後に試作品ができました。)』「もうできたんですか?」『これポケットタイプになっているから、中にガーゼやキッチンペーパーなど入れられるよ。』「布は市内の洋品店さんで購入することになっているんです。」『布を買うのか。これ子どもたちのためだろ。いいようちで用意するよ。お金はいらない。』「えっ!いやぁ。」『だって子どもたちのためでしょ。ゴムひももミシン糸も提供するよ。』
数日後、S・M・Lサイズに裁断された白布とゴムひも、ミシン糸が届きました。
Sサイズは、幼児、小学校低学年用、Mサイズは、小学校中・高学年用、Lサイズは、中学生用です。(あとで、わかったのですが、このマコトソーイングさん、パリコレクションの衣装やEXILEの衣装なども手がける凄腕縫製会社なのです。)
そして、早速、3団体の長を教育委員会にお呼びし、材料を手渡しました。
それぞれの縫製枚数を確認し、縫製作業の調整に入りました。
総野地区では、婦人会、赤十字奉仕団、老人クラブ連合会が合同で縫製作業にあたりました。婦人会長さんは、作業がスムーズに進むようにと、前々日、前日と夜なべ作業をして、アイロンで折り目をつけたとのことでした。
1枚、そして1枚とマスクが出来上がると、検品、アイロンでの滅菌作業が行われました。この作業は2日間行われ、この他にも市内の集会所や会員の家庭で縫製が行われ、3月末には、依頼した2,200枚全てが市教育委員会に納品されました。
こういった支援者、ボランティア方々の尽力によって、布製マスクが作られたのです。

みなさんは、どのように感じましたか?
この勝浦には、共助の精神に富んだ〝地域性〟があります。
その地域性・文化を創っているのは〝人〟と〝歴史〟だと思います。
分散登校に心が弾みますが、改めて、みんなのことを大切に想って支援してくれている方々のことに思いを巡らせてください。
人って、誰かに支えてもらっている。大事に思ってくれている。応援してくれている。見守ってくれている。と感じると、安心や勇気につながると言われています。


3月の上旬、市役所のロビーで小学校低学年位のお子さんを連れているお母さんに声をかけました。「お子さんのマスクはどうしていますか?」『いけないとわかっているんですが・・・不織布のマスクを洗って使い回しています。』


無償提供していただいた縫製会社の方、一枚一枚丁寧に縫製してくれたボランティア団体の方々の想いを受け止め、感染防止への取組を継続するとともに、学校を再開できる喜びを感じて生活したいですね。
登校途中にすれ違った人が、マスクを作ってくれた方かもしれないね。

絆の糸は見えない。でも、みんなのことを大切に想って絆の糸を紡いでくれている人たちがいる。


今、新型コロナウイルス感染症に関係して、「分断」か「団結・共存」と話題になることが多いですね。分断は、小さな出来事や気持ちのすれ違いから始まるとも言われています。
私たちは、支援者の皆さんに感謝するとともに、団結を意識して行動したいですね。

今日の〝36〟日に5をつけた「勝浦中学校〝365日の〇〇〇〇〟」プロジェクトの動画を明日、配信する予定です。
楽しみにしていてください。

令和2年5月14日 岡安 和彦

 

校長メッセージ№15 「分散登校」

校長メッセージ№15 「分散登校」

来週から分散登校が始まります。
日課、持ち物等はホームページの「お知らせ」で確認してください。
また、明日、明後日に担任の先生から連絡がありますので、聞きたいことがあったら遠慮なく質問してください。
分散登校は行うものの、文部科学省から出されている「学校運営上の工夫」を参考に、教室での机の配置は2mの距離を確保することにしました。そのため、一つのクラスを複数のグループに分けます。また、トイレ等、密集が予想される場所には、距離を確保するための目安となる表示などをしました。
さらに、バス等の下車後、距離をとって歩くなどの指導も行っていく計画です。徒歩通学や自転車通学の生徒も、密接にならないように意識して通学するようにしてください。

先生たちは、みんなの安全を確保するたこと、そして学習を保障するために、協議を重ねています。
前例のないことで模索する日々ですが、教職員の「和・輪」を大事に共同体になって準備を進めています。


本校の休業期間中の家庭学習支援の取組をテレビ放映で観た先輩の先生から次のようなコメントをいただきました。
『言うは易く行うは難し』
『一人の百歩より、百人の一歩』
〝あれやろう、これやろうと言うものの、実際に事を起こすということは大変なことだ。正解かどうかの答えは後からでる。〟
〝この予測不能な状況下、一人が大きく牽引することより、それぞれの教職員が自分の力をいかんなく発揮して、一歩を踏むことこそが難局を乗り越える鍵だ。〟


本校の教職員は、「生徒一人ひとりのことを大切に想い、知恵を出し合い、必要だと考えることをスピード感をもってやろう!」とまとまっています。


私が、仕事上で判断に迷ったり、不安に陥ったりしたときに聴く曲の歌詞の一部を紹介します。
 「終わりなき輪舞曲」C&K 
〝 生まれてから僕たち人間は、答えのない問いを解いている
  信じた道をひた進め、やり抜いて見せつけてやればいい
  理屈や御託を並べてる、日和見な気持ちには未来はない
  感じたものを掴み取れ、蓄えれば明日への糧 〟

分散登校を前に、予防・衛生対策、登下校の安全指導、教科指導の準備、家庭学習の添削、電話連絡、環境美化・整備等々、汗する教職員から学ぶ日々の中で、先輩の言葉を思い出しました。
『生徒には愛情を! 仕事には情熱を!』

令和2年5月13日 岡安 和彦

 

校長メッセージ№14 「学校再開」

校長メッセージ№14 「学校再開」

〝韓国のクラブで集団感染 学校の再開を延期〟
外出自粛要請が解除されたばかりの韓国で、新型コロナウイルスの集団感染が再び発生し、13日以降に予定されていた学校の再開が1週間延期された。
集団感染は、ソウル市内のクラブを訪れた20代の男性を中心に広がり、当局によると、これまでに確認された関連の感染者は94人にのぼる。
また、接触が疑われる人は5,000人以上で、感染は全国に広がっている。
この事態を受け、韓国政府は生徒の安全を保証するため、13日以降に順次再開する予定だった学校の登校再開を、1週間延期することを決めた。
今後の感染拡大の状況によっては、さらなる延期の可能性もあるとしている。(2020年5月12日 FNNニュース)

学校再開を心待ちにしていた児童・生徒の気持ちを考えると・・・
対岸の火事ではありません。
ここで気を緩めてしまったら、2週間後の学校再開の判断に影響すると思います。


千葉市の中学校に勤める元同僚からメールがきた。
〝勝浦中学校の取組を見習って、学級の生徒からメッセージを集め、掲示物を作成しています。掲示物のタイトルは『 繋がれ 3-C!! 』〟

千葉県教育委員会が作成した「臨時休校中の生徒の心のケアについて」のリーフレットの中に、勝浦中学校の取組が載っています。このリーフレットは、千葉県内の公立中学校・高等学校の生徒に配付されます。

リーフレット

昨日、学校再開のニュースを観た。とても羨ましく思った。
一日も早い学校再開を願う日々です!
みんなの想いはひとつ! ここで気を緩めないようにしよう!



令和2年5月12日 岡安 和彦

 

校長メッセージ№13 『 ウイルスの次にやってくるもの 』

校長メッセージ№13 『 ウイルスの次にやってくるもの 』


ウイルスから身を守るためには?
きちんと手を洗うだけで、感染する確率はぐんと下がる。
でも心の中にひそんでいて、流れていかないものがある。
そいつは、お腹を空かせているみたいで、暗いニュースや間違った情報をたくさん食べて、どんどん育って、そして、ささやく。
先の見えない状況を、「もうみんな助からない」と。
誰にもまだ分からないことを、「誰かが隠しているのだ」と。
そいつは、人から人へと広まっていく。
「あの人が病気になったのは、誰のせい?」
「ウイルスが広まったのは、あいつのせいだ!」
「世界がこうなったのは、あいつのせいだ!」
そいつは、まわりに攻撃をはじめる。
人と人が傷つけあい、分断が始まる。
そいつは脅かす。
「もしも感染していたらどうする?」
「あんな風に言われたらどうする?」
みんな熱があっても、隠すようになる。
具合が悪くても、元気なふりをするようになる。
もう誰が感染しているか分からない。
ウイルスがどんどん広がっていく。
鏡を見ると、そこに、もう、あなたは、いない。
そいつの名前は、『恐怖』
ウイルスの次にやってくるもの。
もしかしたら、ウイルスよりも恐ろしいもの。

私たちが、恐怖に飲み込まれる前にできること。
〝恐怖に餌を与えない。〟
ときには、パソコンやスマホを消して、暗いニュースばかりを見すぎるのはやめよう。不確かな情報をうのみになないで、立ち止まって考えよう。
〝恐怖のささやきに、耳をかさない。〟
恐怖は、話を大げさにして、おびえさせる。
誰にもまだ分からないことは、誰にもまだ分からないことでしかない。
そのままを受け止めよう。
〝恐怖から距離を取る。〟
避難や差別の根っこに、自分の過剰な防衛本能があることに気づこう。
冷静に、客観的に、恐怖を知り、見つめれば、恐怖はうすれていくはずだ。
〝恐怖が嫌がることをする。〟
恐怖が苦手なものは、笑顔と日常だ。
家族や友人と電話して、笑おう。
いつものように、きちんと食べて、眠ろう。
恐怖は逃げていくだろう。
〝恐怖は、誰の心の中にもいる。〟
だから励まし合おう。応援しあおう。
人は、団結すれば、恐怖よりも強く、賢い。
恐怖に振り回されずに、正しく知り、正しく恐れて、今日、わたしたちにできることを、それぞれの場所で。
(日本赤十字社〝ウイルスの次にやってくるもの〟アニメ動画配信中)


昨日は、『母の日』だった。
一人暮らしをする母にカーネーションを届け、短い時間、話をした。
『母の日』の由来は、1860年代のアメリカ南北戦争の時代に遡る。
カーネーションの花言葉を調べてみた。(花キューピットより)
●赤色 「母への愛」、「熱烈な愛」、「愛を信じる」
●白色 「純血の愛」、「尊敬」、「あなたへの愛情は生きている」
●ピンク色 「温かい心」、「感謝」、「気品・上品」、「美しい仕草」
●紫色 「気品」、「誇り」
●オレンジ色 「純粋な愛」、「清らかな慕情」、「あなたを愛します」
●青色 「永遠の幸福」
●黄色 「美」、「友情」

花屋さんの店先に並ぶ色とりどりの鉢花の中から、白色のカーネーションを選んだ。
私が抱く母への想いは「尊敬」だ。

下は、佐藤養護教諭、案出!
勝浦中学校、生徒・保護者・教職員、一致団結だ!

令和2年5月11日 岡安 和彦

 

校長通信№12 今日は5月8日 「ハチ・HACHI」の日

校長メッセージ №12 今日は5月8日 「ハチ・HACHI」の日


 ちょっと一息いれましょう。


 「忠犬ハチ公 物語」 毎日,主人の帰りを待つ犬

 ハチ公が一躍有名になったのは、昭和7年10月4日の朝日新聞に「いとしや老犬物語 今は亡き 主人の帰りを待ちかねる7年間、東横電車の渋谷駅 朝夕真っ黒な乗降客の間に混じって、人待ち顔の老犬がある。」 という大きな記事が載ったのがきっかけでした。

 ハチの初代の飼い主は上野 英三郎 博士(三重県出身)といいます。
明治28年に東京農科大学農学科を卒業され、大学院を経て東京帝国大学に勤められながら、農商務省、内務省を兼務されて、耕地整理、土地改良事業の計画に参与されました。
わが国の農業土木工学の創始者として大変高名な学者として知られています。
博士のご自宅は渋谷駅から歩いて5分くらいのところにありました。
現在の東急百貨店本店「Bunkamura」松濤1丁目の辺りに約200坪の敷地があったそうです。
 博士にはお子様が無かったこともあって、ハチは大変可愛いがられ、博士の温情を一心に受け止めて育ったと聞きます。しかし、残念なことに,その幸せは長くは続かず、博士のところへ来てから17ヵ月後の大正14年5月、博士は大学の教授会で突然倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまいました。

 ハチは、博士没後、日本橋大伝馬町の堀越という呉服問屋で暮らすようになります。しかし、しばらく暮らした後、7月中旬に浅草三筋町の高橋 子之吉さんの家に連れて行かれ、その後に出入りの植木屋 小林 菊三郎さんへ引きとられていきました。小林 菊三郎さんの自宅は三軒茶屋にあり、そこからも渋谷駅まで通い続けていたそうです。

 当時の吉川渋谷駅駅長にも可愛がられ、ハチは昭和10年3月8日、11歳余りで一生を閉じました。その最後は,普段行かなかった駅の反対側にある稲荷橋付近(渋谷3丁目)で、ひっそりと死んでいたそうです。
 亡き主人を待ち続けたハチ。没後,一番友達の多かった渋谷駅に運ばれると町内の人達が集まり、その亡骸は花束に埋もれたそうです。
 駅周辺の焼き鳥屋が与えるえさが目当てで、ハチが駅に通ったと言う人も いますが、忠犬ハチの一途な姿は今も変わらず人々に感銘を与え続けています 。
現在、ハチの亡骸はハク製となり上野の科学博物館に保存されています。
 上野博士のご遺骨は三重県の上野家累代の墓に埋葬されましたが、東京青山墓地にも分骨が埋蔵されています。
 その横には寄り添うように愛犬ハチが「ハチ公の碑」となり埋葬されています。


 5月も、今日が「8」、明日が「9」、明後日が「10」と、指折り数える毎日です。
 みんなと同じように、先生たちも学校再開を心待ちにしています。
 今日、郵送した課題には、音楽、美術、技術家庭科、保健体育の学習も含まれ、全ての教科となりました。

 感染防止への徹底した取り組みを継続してください。
 生徒と教職員、心をひとつに学校再開に向けて「二人三脚」です。

 令和2年5月8日 岡安 和彦

 

校長メッセージ№11 「感染症の〝3つの顔〟」

校長メッセージ№11 「感染症の〝3つの顔〟」

 

緊急事態宣言が延長されました。学校再開に向けて、気を緩めないようにしましょう。

先生たちは、みんなのことをとても心配しています。

生活リズムや健康のこと、学習・運動への取組状況、ストレス・不安に対しての対処などのことです。

今日は、新型コロナウイルス感染症の「3つの顔」について、日本赤十字社のホームページに掲載されているものを引用・参考にして、みんなに紹介します。

 

新型コロナウイルス感染症が怖いのは、「3つの感染症という顔」があることです。

知らず知らずのうちに私たちも影響を受けていることを知っていますか?

この3つの感染症は〝つながっていて〟私たち一人ひとりが気をつけないと感染症は力をつけていってしまいます。

ウイルスがもたらす1番目の感染症は、「病気そのもの」です。

このウイルスは、感染者との接触などでうつることがわかっています。

感染すると、風邪症状や重症化して肺炎などを引き起こすことがあります。

次に2番目の感染症は、「不安と恐れ」です。

このウイルスは見えません。ワクチンや薬もまだ開発されていません。

わからないことが多いため、私たちは強い不安や恐れを感じ、ふりまわされてしまうことがあります。それは、私たちの心の中でふくらみ、〝気づく力・聴く力・自分を支える力〟を弱め、瞬く間に人から人へ伝染していきます。

3番目の感染症は「嫌悪・偏見・差別」です。

不安や恐れは、人間の生き延びようとする本能を刺激します。そして、ウイルス感染にかかわる人や対象を日常生活から遠ざけたり、差別するなど、人と人との信頼関係や社会のつながりが壊されてしまいます。

本当の敵は、ウイルスだったものが、いつの間にか敵がすりかわってしまうのです。

特定の人、地域、職業などに対して〝危険・ばい菌〟といったレッテルを貼る心理によって差別や偏見は起こります。

この感染症の怖さは病気が不安をよび、不安が差別を生み、差別がさらなる病気の拡散につながることです。

みんなも、ウイルスに関する悪い情報ばかりに目が向いていたり、なにかとウイルスに結びつけて考えたりしていませんか。

「あの人咳している・・・ コロナなんじゃない」

「あの人のお家の人、医療関係の仕事をしているらしい、やばいんじゃない」

「昨日から熱があるけど怖いから黙っていよう・・・」

このように思い、行動することから感染症は広がっていきます。

 

さて、これらの感染症を防ぐために、私たちはどのような工夫ができるのでしょうか?

1の感染症を防ぐためには、一人ひとりが衛生行動を徹底しましょう。

「手洗い、咳エチケット、人混みをさける」など、ウイルスに立ち向かうための行動を、自分のためだけではなく、周りの人のためにもすることが大切です。

2の感染症にふりまわされないために注意することは、生活習慣を整え、自分のペースを大事にすること。今やるべきことを整理して、集中して取り組む時間をつくること。安心できる大人や友人とつながりをもつことです。

3の感染症を防ぐためには、確かな情報だけをひろめ、差別的な言動に同調しないようにしましょう。また、社会それぞれの場所で感染を拡大しないように頑張っています。

「小さな子どもや高齢者のいる家庭」「治療を受けている人とその家族」「自宅待機や自宅で仕事をしている人」「医療従事者」「日常生活を送って社会を支えている人」などです。

この事態に対応している全ての方々に〝ねぎらい・敬意〟をはらいましょう。

このように新型コロナウイルスは、3つの「感染症」という顔を持って、私たちの生活に影響を及ぼします。

このウイルスとの戦いは、長期戦になるかもしれません。

それぞれの立場でできることを行い、みんながひとつになって負のスパイラルを断ち切りましょう!

 

私見ではありますが、〝 with corona〟の視点を持つことも大事ではないかと考えます。

私たちは、必ずこの新型コロナウイルス感染症を乗り越えます。

after corona 〟と言える日が、いつになるかはわかりません。

それでも、「今」の積み重ねが未来を創ります。

令和2年5月7日 岡安 和彦

 

校長メッセージ №10 「支援に感謝」

校長メッセージ №10 「支援に感謝」

 昨日の朝のニュースを見てあ然としました。
 宅配便の配達員さんのインタビュー
「呼び鈴を鳴らし、ドアが開くといきなりアルコールスプレーを吹き付けられた。目がひどくしみた。それ以上に心が痛かった。ドアの前に置くこともできたのに・・・」
宅配便の配達員さんのように、社会機的能を維持するために日夜働かれている方のことを海外では、エッセンシャルワーカーと呼ぶそうです。医療従事者、医療関係者、介護職員、スーパーやドラッグストアの店員、配達員、バスの運転手、駅員、ゴミの収集業務にあたる人たちなど、私たちが生活を営む上で欠かせない仕事に従事されている方々のことを言います。感染リスクと背中合わせの中、気概を持ってお仕事されている方々です。
 偏見、差別などのことを「第3の感染」と言います。みんなはどう感じましたか?
 また、こんなニュースもあります。宮崎県高原町では、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため県境をまたぐ移動が自粛されているなか、大型連休中に故郷に帰省できない子どもや孫に贈る食べ物などの送料を肩代わりする取組を始めました。」
 連休中、帰省や行楽、不要な外出などを我慢しましょう。ここで気を緩めないようにしてください。

 学校には、みんなから課題やクラスメイトに宛てたメッセージが届いています。
 メッセージの一部を紹介します。
 「不安な気持ちが続いていると思います。でも、今を乗り切れば、また笑顔で会うことができるので、みんなでがんばりましょう。」
 『みんな元気にしていますか。休み中、課題がたくさん出て大変だけど、コツコツやって頑張ろう。私は早く学校に行きたいです。そしてみんなと会ってたくさん話をしたり、勉強したいです。そんな日が一日も早く訪れるのを願っています!』
 「今、我慢すればきっといいことあるから。今は自宅で勉強して、早く新型コロナウイルス感染症が収まるように頑張ろう!」
 みんなのメッセージは「学級通信」となり、みんなのところに届けられます。
 生徒同士の心の交流〝学級づくり・絆づくり〟が始まっています。
 返送される課題の中に、生徒や保護者からお手紙をいただきます。
教職員に対しての〝応援メッセージ〟です。こういった応援メッセージを全教職員で共有しています。私たちも前例のないことで模索する日々が続います。このような応援メッセージに元気・勇気をいただいております。
  また、学校の教育活動に対する市教育委員会の支援についてお伝えします。
 昨日、お伝えしたグラウンドなどの整備、課題の郵送関係など、全面的に支援をしてくれているのが市の教育委員会です。
 学習課題についても、当初の計画では週に2回の家庭訪問でしたが、厚生労働省クラスター対策班の北海道大学教授の会見を受けて、家庭訪問から郵送方式に変更したいと市教育委員会相談しました。急な要望にも予算対応を決めてくれました。こういった支援のお陰でみんなの学習が保障されているのです。


 今日は、2年生職員が「郷育(さといく)プロジェクト〝田植え体験〟」を行いました。
 勝浦市大森在住の渡邉 浩臣さん(元勝浦市消防団 団長)さんのご厚意によるものです。
勝浦中学校の生徒のためにと様々な準備を整えてくれました。臨時休業が延長されたため、みんなに代わり職員で田植えを行ってきました。この様子は、後日、ホームページに動画配信します。
 この稲作体験学習は、今年で3年目を迎えます。体験後の報告書からは、「お米一粒の大切さがわかった。これからは、最後の一粒も残さないようにしたい。」と書く生徒が多いことに驚きます。体験から学ぶということです。

 このように、行政や地域の方々が勝浦中学校のことを支援してくれています。
 そういった支援や応援に応えるためにも、今やるべきことに精一杯取り組もう。

 課題や運動、家事などに能動的に取り組んでみよう!
 きっと、さわやかな気持ちになれるぞ!


 令和2年5月1日 岡安 和彦

 

校長メッセージ №9 「前を向く!」

校長メッセージ №9 「前を向く!」

 休校が延長になりました。
 生徒のみんなは、とてもがっかりしていることでしょう。
 1年生は、3月から3ヶ月・・・ そして、入学式、新しい制服の袖を通し、「さぁ!勉強に部活動がんばるぞー!!」と意気込んでいたことでしょう。
 2年生は、いよいよ先輩となり、後輩たちに優しく中学校生活のこと教えてあげたいと考えていたでしょう。また、中堅学年として勉強、部活動により一層力を入れようと思っていたでしょう。
 3年生は、最高学年として、委員会活動を牽引し学校全体をさらに活気のあるものにしたいと考えていたでしょう。また、部活動では三年間の集大成として、総合体育大会、コンクールに〝完全燃焼〟の意気込みで臨もうとしていたことでしょう。そして、義務教育のまとめとして、自分の決めた進路の実現に向けて、悔いの残らない日々を送ろうと心に強く決めていたことでしょう。

 休校延長
 それでも〝前を向こう!〟〝前を向いて進もう!〟
 先生たちも、模索する日々です。
 学習面では、課題の準備・印刷、郵送、添削と生徒一人ひとりのことを大切に想って業務にあたっています。週に2回ほど、健康観察と課題の進捗状況などを確認するため、電話連絡をしています。電話をしている学級担任や学年の先生方を見ていると、とても嬉しそうです。
 5月に計画されていた体育祭のためにと、市教育委員会、都市建設課の協力をいただきながら、保健体育科の先生方を中心にグラウンドの整備を進めました。トラックには、水はけのよい砂を入れ、整地をし、転圧をしました。フィールドには、赤土を入れ、トラクターで攪拌(かくはん)、整地をし、明日以降に、芝を植え、クローバーの種を蒔く計画です。
勝手に名付けましたが、「勝浦中グリーンプロジェクト」です。
 体育祭という舞台で、生徒一人ひとりが躍動する姿を思い描いて、先生たちもがんばっています。
 また、テニスコート、野球場も整備しています。テニスコートの支柱は、青色ペンキで塗りました。コートテープも見えました。ネットも替えますよ。
 野球場は、ピッチャーマウンドに土を入れ高くしました。内野もトラクターで土を攪拌して軟らかくしました。思い切りスライディングができますよ。
 先生たちも手探りですが、みんなのためにできることを一生懸命がんばっていきます。
 さぁ! 前を向くぞ! 心をひとつに! 勝浦中学校307名 前進!


 令和2年4月30日 岡安 和彦

 

校長メッセージ №8 「語り部」

校長メッセージ  №8 「語り部」

 平成30年6月22日のこと覚えていますか。
 東日本大震災「語り部」講演会 会場:キュステ
 佐藤敏郎さんを案内役に、震災当時、小学校4年生、5年生だった「語り部」を勝浦に招いた。
 きっかけは、通勤途中に聞いていたFM放放送。当時小学生だった被災者が震災のことを語り継ごうと「語り部」の活動をしている。その活動の本が出版された。本の題名は、「16歳の語り部」
 昨日、神戸での活動を書いた。活動の中で〝きついな〟と感じたのが、避難所での弁当の配付だった。避難所で「弁当の配給を始めます!」とアナウンスすると、すぐさま長蛇の列ができる。一個ずつ声をかけながら手渡していく。お年寄りの女性が「兄さん、旦那が寝たきりなんや。もう一個くれへんか。」『一人ひとつという決まりです。本当にごめんなさい。』またある時は、最後の一つを渡し終えた後、目の前にいたのは小学校低学年の女子児童だった。目いっぱいに涙をため、しばらくそこから動かなかった。なんて声をかけていいかわからなかった・・・
 東日本大震災の後、後輩に誘われ、同僚たちと宮城県に向かった。当時、勤務していた学校の保護者が救援物資を集めてくれた。マイクロバス1台、2トントラック1台がいっぱいになるほどになった。その中に、豚汁の具材や鍋、ガスボンベなども積み込んだ。被災している方々に、温かいものを食べさせようと考えた。仙台の学友と連絡をとり、支援先を相談した。友人からは、石巻辺りがまだ救援物資が足りないようだと聞いた。目的地を石巻に決めたアクセルを強く踏んだ。
 ところが現地に着くと自分たちの甘さを痛感させられた。
 石巻に着くと、テレビで見た〝あの光景〟を目にした。また、テレビに映らない現状も見た。路上にご遺体があるのだ。〝真っ黒いかたまり〟のように見えた。
 避難所を探して早く救援物資と炊き出しをしたいと気がはやる。しかし、なかなか見つからない。路上を歩く人に避難所の場所を聞いたところ「女川に行ってやってけろ。」と言われた。急いで女川に向かった。何せ自分たちがここに居られるのは明日までだ。
 町境の坂道を越えると絶句した。この状況で人は生きているのだろうかというような惨状だった。避難所の町民体育館にたどり着いた。町の職員であろう担当者に声をかけ、支援物資を下ろした。そして、一気に炊き出しの準備に取りかかった。すると担当者が聞いてきた。「何食準備できますか?」『300食位です。』すると担当者は、「炊き出しはやめてください。ここには約2000名の方が避難しています。まだ一度も温かいものを食べていません。暴動が起きます。すぐに車に積んでください。」『はい。』これが避難所の現実だった。従うしかなかった。
 次の避難所を探した。お寺に50名位の方が避難していた。結局、そこに食材など全てを置いた。とてもやるせない気持ちだった。これが正解だったのか。支援物資を提供いただいた皆さんの想いは届けられたのだろうか。
 16歳の語り部の著者の一人である雁部 那由多(がんべ なゆた)くんは当時のことを次のように語っている。『僕が見た大人たち 避難所生活のことは今でも強く印象に残っています。震災当時、テレビやネットでは、救援物資が配られるとき「被災地の人たちはきちんと整列していて順番を待っていた」とか「平等に仲良く分け合った」とかそういう美しい光景が映し出されているようです。でも僕の目に映ったのはそんな美しいものばかりではありませんでした。大人たちがわぁーっと配給場所に群がり、物資を取り合っていたことがありました。子どもに物資が回ってこないことだってありました。生きるか死ぬかという状況になったとき、人はどうしても自分優先になる。』
 新型コロナウイルスが感染拡大をして、医療崩壊、社会機能が崩壊したらどのようになるのだろうか。みんな心のどこかで〝そんなことは起きない。大丈夫なはず〟と思っていないかい。私たちも大人としてみんなに具体的にアドバイスしたいんだけど、私たち大人も初めて経験することばかりで、みんなに〝こうすれば大丈夫〟と強くいえないところもあるんだ。
 語り部講演会の中で、「女川いのちの石碑プロジェクト」が紹介されていたね。当時の女川町の中学生たちが、〝1000年先の命を守りたい〟そんな思いを胸に、社会科の授業を通じて、新しい防災プランを考えた。それは、①絆を深める、②高台への避難ルート、③記憶に残すという3つからなるテーマだった。その記憶に残すという企画は「津波が襲ってきた高さの地点に石碑を立てる」というものだった。〝大人たちに頼ってばかりいられないと〟自分たちで100円募金から始めた。21基、総工費約1000万円のプロジェクトである。途方のない額と思われたこの取組も現在17基の石碑が竣工している。
 私は思う。みんなもこういった知恵を出し、行動する力がある。
 一日も早い学校再開を強く願う。
 また、再開後の学校生活を考えたとき〝みんなの知恵〟〝みんなの主体的な行動〟が必要だ。この困難な状況を乗り越えたことを、後輩たちに受け継いでいくために。

 令和2年4月28日 岡安 和彦
 

校長メッセージ №7 「自分ができること。」

校長メッセージ №7 「自分ができること。」


 この新型コロナウイルス感染症は、災害級の感染症だと話す専門家もいる。
 この「コロナ」ラテン語で王冠という意味がある。ウイルスの形が王冠に似ていることからこの名前になったそうだ。今まで、コロナといえば、皆既日食の時に見られる美しい太陽の大気層「太陽コロナ」だけだった。
 災害といえば、みんなは何を思い出すだろうか。東日本大震災の大津波、昨年秋の台風15号、19号の風水害だろうか。
 私は、阪神淡路大震災、東日本大震災、常総豪雨災害、熊本地震、台風19号災害にボランティアに行かせてもらった。常総と熊本に関しては、業務としての意味合いが強かった。生徒たちが自ら集めた義援金・支援物資、手紙、掲示物などを現地に届けた。
 初めて災害支援を行った1995年の阪神淡路大震災。この時、私は市役所に勤めていた。急に思い立ち、神戸市長田区で支援活動を行った。4日間不眠不休に近かった。神戸朝日病院で支援活動を行っていた時、柏市から着たという少年2人と出会った。同じ千葉県ということで、親近感を持って活動した。病院のトイレの清掃、病院内保育所に預けられている幼児との外遊び、避難所での弁当配付、支援物資の配給、炊き出しなど様々な業務にあたった。
 3日目の夜、AMDA(当時:アジア医師連絡協議会)事務局と、医療支援の打合せを終え、遅い夕食をとっていた時、少年2人近寄ってきて突然話し出した。「俺たちは、中学3年生なんだ。驚いた? 学校が嫌いでフリースクールに通っている。学校の先生たちはうざいだけ。」『ん!突然なに?』「あんた先生になりなよ。いい先生になるかも。明日、気をつけて帰って。俺たちはしばらくここにいる。」そのことだけがきっかけではないが、そういった出来事もあり、1年後、教員採用試験を受けることにした。
 神戸から帰宅した日、母親から「父親が発熱しているが病院に行かない。なんとかしてくれと・・・」懇願された。一日、様子をみるということにして翌日は出勤した。帰宅後、高熱となっていたため、すぐに病院を受診する。重い肺炎と診断され、すぐに入院となった。その後、約ひと月の入院治療、看病の甲斐もなくあの世へと旅立った。
 この新型コロナウイルス感染症、風邪に似た症状が急に悪化し肺炎になるといわれている。つい父親の闘病のことを思い出し胸が締め付けられる。今でも受診の判断を遅らせたことや看病に悔いが残る。亡くなった人は戻らない・・・ 
 前半で災害支援のことを書いたが、災害支援先では、全国から来たボランティアと一緒に活動する。全国から支援者が集まるわけだ。国を超えた支援物資も集まる。そういった視点で考えると、今回の新型コロナウイルス感染症を災害級と捉えても、広く支援活動すら行うことができない。それは、ウイルスの正体がわからないし、特効薬やワクチンも開発されていない、どのように収束していくのか全くわからないからだ。また、この感染症は、日本だけでなく世界同時多発的に感染を広げている。国や都道府県を超えた人的支援などもできない状況下だ。
 医療現場が窮地に立たされているとよく報道される。神戸での経験のなかで、院内保育所の幼児と外遊びをした時、保育士さんから「この子たちの多くは1週間以上自宅に戻れないの。」と聞いた。医師、看護師さんたちの子供たちだという。今、日本全国の病院で医療に従事されている方々のことを思うと、敬意と感謝の気持ちを通り越してどのような言葉で表現していいのかわからない。自らの感染リスクと背中合わせの中、感染者の治療と感染拡大防止に献身的に業務にあたられている。
 このようなことに考えをめぐらせると、改めて自分にできることは、感染防止対策を徹底することと、不要不急の外出をしないことだと強く思う。感染拡大防止、医療崩壊を防ぐには一人ひとりの責任ある行動が鍵を握る。
 社会全体が一日も早く元の生活に戻るため、一日も早い学校再開のために、改めて自分ができることを考えてほしい。油断すると自分が家族に感染を広げてしまうことだってある。
 最後に、医療従事者・医療関係者やエッセンシャルワーカーの方々への偏見・差別を私は決してしません。


  令和2年4月27日 岡安 和彦

 

校長メッセージ №6 「4つのCH」

校長メッセージ №6 「4つのCH」

Pinch
Chance
Change
Challenge

この言葉に共通しているものはすべての単語に「CH」が含まれています。
この4つの単語からどのようなことを連想しますか。

例えば、「進級して、今年こそは家庭学習を毎日2時間頑張ろうとスタートしたものの・・・ なかなか実践できない。どうしよう・・・」
こうゆう人がいたら、次のように考えてみてください。
①Pinch(ピンチ.危機) I′m  in  a  Pinch
  このままでは、成績アップも期待できず、目標点数や順位、ましや志望校なんて・・・
危機的状況だ!!
②Chance(チャンス.好機)
 でも待てよ! この危機的状況は自分を変えるチャンスだ! 今、気づいてよかった。
今なら間に追う、時間も十分にあるぞ! 目が覚めたぞ!
③Change(チェンジ.変化)
 よーし時間の使い方を変えるぞ! まずは、毎朝6時半に起床して午前中に課題に取り組もう! 先延ばしの考え方を変えてみる。今までの生活を変えてみる!
④Challenge(チャレンジ.挑戦)
 よし!決めた! あとは自分を信じて、挑戦あるのみだ! 私はできる! 挑戦している自分は輝いているぞ!
 
今、不要不急の外出を自粛しなければならない。
「命」を守る取り組みを最優先にしているものの、不安や閉塞感がつきまとう。
そのような状況下ですが、後ろ向きに考えずに、前向きに考えることも大事です。
思い切って〝何かを変えてみたら〟新しい発見や新しい自分に出会うことにつながるよ。

 令和2年4月24日 岡安  和彦


 

校長メッセージ №5 「努力の壺」

校長メッセージ №5 「努力の壺」

 目の前に大きな壺があります。
 子どもがそのまま入ってしまうような大きな土製の壺です。
 その壺には、『次の定期テストで上位10番以内に入りたい!!』という札がつけられています。 
 その壺には、一日1時間家庭学習をするたびにコップ1杯の水が入れられます。
 つまり、コップ1杯の水が「努力」なのです。
 最初のうちは、水を入れても入れても、水が増えた気配すら感じられません。どれ位水がたまったかを見たくても、大きな壺なので伺い知ることもできません。
 人間には、弱い心があります。途中で「無理な努力はやめようかな・・・」「明日、今日の分をやればいいさ。」「無駄な努力はやめてしまおう・・・」と自分自身の努力に疑問を持つようになります。そして、コップに水を入れるのをやめてしまうのです。
 強い心を持った人もいます。「毎日続けるなんて自分にはできないのではないか・・・」という、悪魔のささやきにも負けず、初心を貫く人です。
 毎日、コップに水を入れていると、ある時、水の音が変わってきたことに気がつきます。水を入れると、「ポチャン!」と音がするからです。こうなると、水を入れることが楽しくて仕方ありません。今まで、1杯入れるのがやっとだったのに、2杯、3杯の努力を惜しみなくできるようになります。ここまでくると「努力」を「努力」と思うのではなく、生活の一部として取り組むことができるようになります。
 そして、ついに壺から水があふれだす時がきます。「達成」した喜びを心の底から実感するのです。

 臨時休業から2週間が経ちました。
 勝浦中学校307名の生徒一人ひとりのことが心配です。
 新年度に思い描いた「新しい気持ち、決意は今も心の中にしっかりとありますか?」
 「やれることをやれる」「続けてやれる」という才能は、生活の中で獲得していくものです。
 また、時間は皆に平等です。「今」という時間をどのように使うかは自分次第です。
 親御さんから、「ダラダラしてて!いつになったら勉強するの!」なんて言われて、「今やろうと思ってたのに!あーやる気失せた・・・」そんな会話をしている人いませんか。

 さぁ! 主体的に「コップ1杯の水」を入れてみよう!
 なりたい自分になるために今がある! 新しい自分に出会うために今日がある!
 みんな。学校がある時と同じ時間に起きて課題や運動に取り組んでいますか。
 朝日のパワーをを浴びようよ!  


 令和2年4月23日 岡安 和彦
 

校長メッセージ №4 「ONE TEAM」

校長メッセージ  №4 「ONE TEAM」 

「心はひとつ! ONE TEAM」
この言葉が注目されたのは、2019ラグビーワールドカップで、日本代表チームが快進撃を続け、見事、目標のベスト8入りを果たしたことからだった。

私が、この「心はひとつ!」「ONE TEAM」を再び目にしたのは、ワールドカップが終了し、約4ケ月後の2月10日だった。
この日、中国武漢市からの一時帰国者の帰宅が決まり、急きょみんなににメッセージを書いてもらった。それを、掲示物にして教育長と一緒にホテルに届けた。
掲示後、すぐに集まったのは滞在者の支援を行っている国や県の支援者の方々だった。みんなのメッセージに目を通すと、涙を拭う担当者が多くいた。
「心はひとつ!応援しています。あと少しです。頑張ってください。」
「私たちはONE TEAM 長い間お疲れさまでした。応援しています。」
みんなのメッセージが、滞在者はもちろんのこと支援する担当者にも勇気や元気を与えた。

こんな出来事もあった。2011年東日本大震災の大津波が東北地方沿岸部に甚大な被害を及ぼした中、岩手県釜石市内の児童・生徒の多くが無事だった。海からわずか500m足らずの近距離に位置しているにもかかわらず、釜石市立釜石東中学校と鵜住居(うのすまい)小学校の児童・生徒約570名は、地震発生と同時に全員が迅速に避難し、押し寄せる津波から生き延びることができた。後に「釜石の軌跡」と呼ばれた。また、中学生たちは率先避難者となるだけではなく、地区のお年寄りなどにも声をかけ、手を引き、一緒に避難した。

中学生は、率先垂範者(そっせんすいはんしゃ)になれます。
率先垂範とは、人の先頭に立って物事を行い、模範を示すことを言います。
みんなの率先した行動や相手を思う優しさが、今こそ大事だと思います。
感染拡大防止への取組、偏見、差別などの防止 You can do it!

 令和2年4月22日 岡安 和彦 

 

校長メッセージ №3 「学級は家族」

校長メッセージ  №3 「学級は家族」

学級は家族である。
学級担任は、学校での親である。
偶然の重なりが縁となり、必然という意味を持つ。
毎日生活しながら、笑ったり、泣いたり、喜んだり、怒ったり。
様々な経験をしながら育っていく。
学級は「心の居場所」であるが、一人ひとりが刺激し合って共に成長する場である。
「生活班」は、学級の中のさらに小さな家族である。
清掃や給食当番、係活動など一緒に仕事をしたり、グループ学習で一緒に勉強したりする大切なまとまりである。
生活班の活動を充実させることが学級全体の向上につながり、最終的には、最も大切な「一人ひとりの成長」につながる。
勝浦中学校のすべての学級が「家族」のようになってほしいと願っている。
卒業や進級を迎える時、「この学級でよかった!」、出会いが「必然だった!」という意味を感じてほしいと願っている。

学校が再開に向けて、学年・学級の先生方はみんなのよりよい成長につなげようと、この学級活動の充実に向けた研修を進めています。
新たな活動が動き出します。

学校で生徒の声が聞こえないことは、実にさみしいことです。
それでも勝浦中学校教職員は、「今、自分たちにできることは何か。」
模索しながらではありますが、生徒一人ひとりのことを思って業務にあたっています。
生徒のみなさんも、「早く学校に登校したい」思っていることでしょう。
今は、我慢の時です。「今、自分がすべきことは何か。」
『心はひとつです。』

 令和2年4月21日 岡安 和彦
 

校長メッセージ №2 「偏見・差別・いじめの防止」

校長メッセージ №2 「偏見・差別・いじめの防止」
 新型コロナウイルスの感染が日本国内でも拡大する中、勝浦市にも感染者が確認されました。
 感染した方やそのご家族、関係者などに対して、誤った情報や認識に基づく不当な差別・偏見・いじめなどがあってはなりません。 

   不確かな情報に惑わされ、人権侵害やいじめなどにつながることのないよう、国、千葉県及び勝浦市ホームページなどで、新型コロナウイルスについての正確な情報をご確認いただき、冷静な行動をお願いします。

   一部報道によると、新型コロナウイルス感染者、濃厚接触者とその家族、新型コロナウイルス感染症の治療にあたる医療機関や医療従事者とその家族などが、偏見や差別、風評被害に苦しんでいるとあります。
  このような偏見や差別はがあってはなりません。

  どんなに注意をしていても、だれもが感染者、濃厚接触者になりうる状況であることを受け止めていただき、お互いに相手のことを思いやる気持ちを持っていただきますようお願いいたします。


 生徒のみなさんには、本日、担任の先生から課題などが郵送されました。
 明日または明後日には、課題が届く予定です。
 その中には、課題のほかに、学年通信、学年だよりなどが同封されています。
 また、自分のクラスの友達に向けたメッセージカードも同封されています。
 通常であれば、クラスの係や当番などが決まり、みんなで協力して係活動などに取り組み人間関係を築いていく時期です。
   クラスの友達のことを想って、“応援・エール”のメッセージを書きましょう。
 「学級は家族」きっとあなたのことばに勇気や元気をもらえることでしょう。

 令和2年4月20日 岡安 和彦

 

校長メッセージ №.1 「危機意識を持とう!」 

校長メッセージ №.1 「危機意識を持とう!」 

新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止には、高い危機意識をもって行動してください。
自分、家族のかけがえのない命を守る取り組みを適切に行ってください。
現在では、感染経路不明の事例が増えており、いつ誰が感染してもおかしくない状況になっております。
そこで、生徒の皆さんへお願いしたいことが4つあります。
1つ目は、石鹸によるこまめな手洗いをお願いします。
石鹸による手洗いは、石鹸に含まれる界面活性剤作用により、ウィルスの膜を破壊しやすくなり、さらに流水で洗い流すことでウィルスの除去が可能となることがわかっています。また、必要に応じて、消毒用アルコールを用いての手指消毒をお願いします。
2つ目は、不要不急の外出を避けてください。
また、換気の悪い場所など「密閉」を避ける。人混みなどの「密集」を避ける。至近距離での会話など「密接」を避ける。必ず、この「3密」を避けてください。どうしても外出しなければならいときは、必ずマスクの着用をお願いします。
3つ目は、感染しにくくするための体づくりとして、免疫力を高めることも大切と言われています。規則正しい生活、栄養バランスを心掛けた食事、十分な睡眠をとるなどの基本的な生活習慣を大切にしてください。
4つ目は、適切な情報に基づいた行動をお願いします。感染拡大の中においては、その不安等から様々な情報が飛び交うようになってきます。なかには、真偽不明な情報、誤解や偏見、いじめにつながりかねない内容などもあります。考えもよらぬ事態につながる危険性もありますので、情報の出どころをしっかりと見極め、精査し、情報に振り回されることなく、節度のある行動を心掛けてください。
勝浦中学校の教職員全員は、5月7日の学校再開を心待ちにしております。
”かけがえのない命”を守る取り組みを強くお願いします。

 令和2年4月10日 岡安 和彦