5月の校長先生のお話は、「あいさつでみんなを笑顔に」です。
【1部抜粋】
今日は、メジャーリーガー大谷翔平選手のお話です。大谷選手が高校1年生の時に立てた目標は、「高校を卒業するときに、プロ野球の8つの球団から1位指名を受ける」というものでした。 大谷選手はこの大きな目標を達成するための小さな目標や具体的に行うことなどを考えました。その一つが「160km/hの球を投げられるようになる」という目標です。次に、160km/hの球を投げるにはどうすればいいのか考えました。例えば、「肩の筋肉を鍛える」という感じです。
この小さな目標の中に、「運」という項目があります。運をよくするにはどうすればいいのでしょうか。これは、なかなか難しい問題です。大谷選手は次のように考えました。
『周りの人が笑顔になることをすれば、自分の運もよくなる』
そして、そのためにすることを8つ決めました。「ごみを拾う」「本を読む」「道具を大切に使う」「審判さんへの態度」などです。 この中の1つに「あいさつ」があります。大谷選手は、あいさつをすることで、周りの人を笑顔にすることができると考えたのです。
校長先生は、朝、みなさんとあいさつをしていますが、毎日、みなさんから笑顔と元気をもらっています。あいさつには、周りの人を笑顔にして元気にする力があるのです。 これからも、みなさんには、周りの人が笑顔になるあいさつをしてほしいと思っています。
