10月31日、全校朝会を行いました。
<11月 校長先生のお話 一部抜粋>
「いやなことは宝物の入口」
これは、ピアニストで作曲家の島筒英夫さんの言葉です。2歳で視力を失った島筒さんは、お母さんの勧めで6歳のころからピアノを習いはじめ、やがてピアノは島筒さんにとって宝物になりました。島筒さんは、「目が見えないことは『いやなこと』だけど、そのおかげで『ピアノ』という宝物に出会えたのですから、『いやなことは宝物の入口』なんです。」といいます。
苦手なことは誰にもあります。自分は何度やってもできなのに、友達はすぐにできてしまったり、自分だけできないと恥ずかしいと思ったりしますよね。でも、いやなことがない人なんていません。島筒さんも子どものころ、ピアノは好きだけれど、その練習はいやだったそうです。そのいやなことから逃げずにやり通してきたからこそ、ピアニストにもなれたのです。
校長先生は、みなさんに好きなことや得意なことと同じくらい、いやなことも頑張って欲しいと思います。今「いやだな」と思っていることは、きっと、みなさんにとっての宝物へとつながっています。

次に環境委員会の発表です。
環境委員会では、「上野小をぴかぴかにしよう」と提案し、「掃除用具入れの使い方」や「教室のさんの掃除の仕方」、「棚の整頓の仕方」など、場所ごとの掃除の仕方を写真を示しながらわかりやすく説明しました。

最後に、第33回お~いお茶新俳句大賞で「佳作特別賞」に入賞した6年生児童と、俳句作品がプリントされたペットボトルが紹介され、大きな拍手が沸き起こりました。
佳作特別賞 ゆずの船ぼくの気分は海ぞくだ
