6月の全校朝会を行いました。
今月の校長先生のお話は、「かわいそうなゆでカエルのお話」です。
熱いお湯にカエルを入れると、驚いて飛び出します。でも、水にカエルを入れ少しづつ熱し続けると、カエルは逃げることなく、やがてゆであがって死んでしまいます。死ぬほどの熱さになっていることに気づかず、飛び出すきっかけを失ってしまうからです。これは、理科の実験ではなく、人の心、心理学のお話です。誰かをいじめる、仲間はずれにする、ネットで悪口を言う、人の物を盗る・・・。「これくらいならいいだろう」と人を傷つける行動をし続けると、人の痛みを感じない心になってしまいます。これは、ぬるま湯につかって少しずつ熱せられていくカエルと同じなのです。気が付いたら、平気で人を傷つける悪い大人なっているということです。かなしいゆでカエルにならないよう、ささいなこと、小さなことと思わず「やってはいけないことは絶対にしない」という強い気持ちをもってほしいと思います。

陸上大会の表彰を行いました。7名の選手が表彰されました。
