台風22号の影響で、強風が吹き荒れる中の登校になりました。
風で帽子が飛ばされないか、歩いていてよろめきはしないか、いろいろと心配しましたが、全児童が何事もなく登校し、安心しました。
2時間目の時間帯に学校を回っていると、多くの学年で算数を学習していました。
2年生はかけ算、3年生は重さ、4年生は倍数、5年生は三角形の面積。






現在の文部科学省の方針では、知識・技能だけでなく思考力・判断力・表現力等も、バランスよく育成することになっています。
ですから、答えを導き出した過程を友達と説明し合ったり、ノートに文章で書いたりする活動を、低学年から行っています。
しかし、「覚える」ことは大切です。
mをcmで表すときに、1m=100cmをしっかりと覚えていなければ、素早く正しい答えに辿り着けません。
小学校段階では、このような「覚える」ことが多くあります。
そして、「覚える」ためには算数の授業の中だけでなく、学校生活や家庭生活の中で、繰り返し何度も何度も取り組む必要があります。
歌やリズムに合わせたり、合言葉や呪文のように唱えたり、ふとした瞬間にクイズのように質問し合ったり・・・
学校でも家庭でも、子供たちが「覚える」ための機会が、たくさんあるといいですね。